【催眠状態とは】
ヒプノセラピーにおける「催眠」とは、
深いリラックス状態を指し、瞑想に似た状態です。
実は、日常誰もが、一日に10回以上催眠状態を
経験しているといわれています。
例えば、
感動するドラマや映画を見て、その感動に浸っているとき
美味しい食事をイメージして、口の中で唾がたくさん出て涎が垂れそうになったとき
火事場のバカ力といわれるような、普段では信じられないような力を発揮するとき
集中して本を読んでいたら、あっという間に時間が過ぎてしまっていたときなどです。
これらは自己催眠に入っている状態と考えられます。
つまり他者によって催眠に誘導されたのではなく、自分で催眠に入っているのです。
しかし、いずれも、意識はちゃんとある状態なのです。
実際にその場で体験している訳ではないのに、その状態に入ってしまう。
この状態へヒプノセラピストと共に入ることにより、深層心理に働きかけ、
クライアントが望むポジティブな状態への変容を引き出します。
安心・安全なヒプノセラピー(催眠療法)
ヒプノセラピーは、催眠状態に入っても意識がある状態でセッション(会話)を行います。
意識を失った状態ではなく、いつも自分自身をコントロールできる状態です。
催眠に入った状態であっても、話したことなどはきちんと覚えています。
また、セラピストから質問されても、クライアント自身が言いたくないことは言いません。
もちろん、したくないことは行いません。
基本的に、ヒプノセラピー(催眠療法)はどなたでも受けていただけます。
しかし、潜在意識において(無意識に)催眠に入りたくない(受けたくない)と思っている方は、
催眠状態には入りません。
催眠状態に入るには、受けようとする人に「催眠に入りたい」という
強い意思があることが大切です。