【ヒプノセラピーとは】
ヒプノセラピーとは、日本語では“催眠療法”と言われるもの。催眠状態で行う心理療法のことです。
催眠状態を利用して潜在意識にアクセスし、
暗示やイメージを用いて心の状態や行動に肯定的な変化をもたらすセラピー手法です。
ヒプノセラピストの導きにより、リラックスした催眠状態へ入り、
普段自分で意識できている顕在意識と
普段自分で意識できていない潜在意識
がつながりやすい状態で、セッション(会話)を行います。
潜在意識は、意識の90%以上を占めているとも言われています。
そのため、通常のカウンセリングより深いレベルで、今あなたに必要な癒しや学びにつながる
大切な気づきを得ることができ、現在の問題の解決や目的の達成につながるのです。
催眠療法には、
暗示療法、イメージ療法
年齢退行療法、胎児期退行療法、前世療法など
様々な手法があります。
近年、神経科学の進展とともに神経伝達物質と身体のつながりが解明され、
心身の健康への影響がより明確になり、
心と身体の健康におけるヒプノセラピーの役割が科学的にも注目されています。
1950年代以降、英国と米国の医療現場でも多くの臨床報告がなされており、
近年では、日本の心療内科やメンタルクリニック等々で取り扱う医師も増えてきています。
また、日本においても、厚生労働省のホームページで
有効なリラクゼーション法として、ヒプノセラピーの中で用いている技術と同様の
プログレッシブリラクゼーション(漸進的弛緩法)、誘導イメージ法、自己催眠、深呼吸法など
さまざまな方法が紹介されています。